引き出しから、前の写真が出てきた。
いつも、持っている車で用事を済ましていた。
この、23Bでも市場へ仕入れに出かけたりもした。
けっこうとなりの助手席にもキャベツやらネギが積めた。
この時期は、1967年の横目のセドリックがお気に入りでこれも乗った。
2年くらい乗って、フロアーの錆が激しくてこのまま乗りつずけたら床が落ちると言われ
泣く泣く廃車へ。
けんど、想像すると、こわい。
1回、松山へ、この車で行って帰りの高速道路でガシャガシャと、音がしたら
ボーっと音がする。
バックミラーで後ろを見たら、マフラーが錆びて外れてころがりよった。
すぐに、車を止めてマフラーを拾ってトランクに積めたちや。
一緒に乗っちょった寺村さん、驚いて、次の日からその出来事を語られよった。
これは、エンジンルーム。
やはり、ロータスツインカムはいい音、抜けがえい。
1回、後ろタイヤのシャフトブーツがちぎれかかって、自分で交換した。
人手見たいな15センチぐらいのゴムのかたまり。
この、黄色のカッティングシートは自分でハサミで切って貼りました。
この、ホイールも缶スプレーで塗った。
ガソリンタンクが運転席の右下にあって、コーナーでチャポチャポならないようにタンクの中にへちまの
乾燥さした様なものがはいっていた。
見てないがそんな雰囲気。 まさか、へちまは入れんろう。
奥に、懐かしの42年のSR311がある。
買ったときは、黒色やったが、ボルクのワイヤーホイルを履かせていたら周りから
走る棺桶と言われ、激しい赤にオールペイントした、ハヤシの8J履かして8年缶乗ったが
今は、西の方の人が乗りゆうらしい。
走ると、こんな感じ。
エンジンフード。
走るときは、やはり、ヘルメットをかぶらんと石が飛んでくるきに。
車検証では、1人乗りと記載されちょった。
助手席のシートをのけちょったきに、その時、愛媛のポルシェのとだ君が飯を食いに来てくれちょって
椅子がないきに、段ボールを敷いて隣へ乗せて前の東道路を全開で飛ばした。
びっくりさせちゃろうと、思いっきり全開で走った。
たまるか、後ろから白バイが追いかけてきた。
バックミラーで見ながら走りよったきに、スピードを落とした。
「前の車、止まりなさい」。言われて止まったが、計れてなかった。
かなり、飛ばしていただろうと注意を受けたが、段ボールに座っていることは許してくれた。
そんな、23Bの濃いすぎる鉛筆。