前の日に、ホンダのN360をヤフオクで落札して、急きょ、和歌山へ夜行バスで行こうと
決めた。
普通は、陸送にたのんで5万円ぐらい払うのだが、ましてや、40年前の車となれば絶対
自走では乗っては帰らないが、物語と旅好きと、ハプニングが大好きなゆず庵は、バスで行く
夜の、最終バスで行くと、眠っているうちに大坂へ朝に到着。
そう思い、11時前ぐらいに、切符を買って
すぐ、乗ればえいろうと、家でのんびりしていたら。嫁に言われた。
切符の売ってくれる窓口は、夜遅くてもあいちゅうが?
それを聞いてあわてて高知駅に行った。
すると、バスの切符はJR駅の緑の窓口で売っていた・・・・・が
今夜の、夜行バスは、2便とも、売り切れていた。 けど、阪急バスも2便あると言う。
きっぷは、売っていないので、その時刻に、バスの運転手に聞くと言いといわれた。
一辺帰って、用意をして、10時15分に、来てみた。
10時半のバスは、断られて、次の10時50分。オキャンが出ていたのですんなり乗車、
発射、オーライ。
朝の、5時30分に
梅田に到着。
そこから、10分ぐらい歩いて、JR大坂駅に行き。
快速で、和歌山駅まで2時間ぐらい、高校生の通勤と共に行き、乗り換えで
もっと、下の方、海南駅で到着。
駅を出ると、持ち主が、真っ赤なNコロを、止めて、待っていてくれました。
錆もなく、程度も良かったので、271,000円を渡して鍵をもらい。
いざ、梅の名所、紀州のみなべ、へ。
高速道路で走った。 80キロのスピードでも快適に走ってくれました。
うっかり、カメラのSDカードを忘れてきたので、高速をみなべインターでおりてすぐで
買いました。
やっと、写真が撮れる。
ここで、前に、ゆず庵で知り合った、梅だけで5億円も売る社長と待ち合わせ、
と、言ってもここへ着く、20ぷんぐらい前に電話して、ゆず庵やけど、今、みなべの手前の
ユアサ言う所をそっちへ向ってます、言うたら、ビックリして、ほな、みなべインターで降りたら
すぐの、ファミマで待っといてと言われた。
偉い遅いなあ~と思っていたら、電話掛かって来て、いま、運転しながら
そこへ、行っていたら、警察に携帯電話で捕まって、切符をきられてる、と言う電話。
コンビニの中でアイスを食ってたら、電話が鳴って、どこにおるの、
駐車場に高知ナンバーの車ないよ。と、言われる。
これこれ、この、赤のNⅢよ、前の日に、ヤフオクで落札して今日、買ってきた。
ついでに、海の見えるレストラン、カフェ・デ・マンマへ、ゆず庵が伝授したオムライスを、食べに来た、
と、話して、
ここです。
ワーオー、前来た時は、吹きさらしの車の駐車場やったのに、さすが
2000万円かけたことはある。
ごっつい、見晴らしいいし、最高。
こう言う付加価値が、商売にあると、お客さん来てくれる。
ここは、海が一望できて、見えている、2つの島に沈む夕日を2人で見ると
結ばれると言ううわさが最近あるらしくて、大流行りで、忙しいらしい。
そして、梅社長が連れて行ってくれたところは、ここ、うどんの製麺所。
工場の横にテーブルを2つ置いて、食堂もやっている。
このおじさん、おきゃくさんで、うどん注文してから、しゃべりだした。
高知へは、何回もいった。
龍馬伝の龍馬は男前すぎる。
龍馬を暗殺したのは、弥太郎じゃ、龍馬は、ピストルも持って、隠れとったのに
見つかるわけもないし、殺されるわけがない。
龍馬は、その時にすごい大金をもっとった。それを、弥太郎が全部自分の物にして。
三菱を作った。
と、言うておった。
去年の、暮にベンツを買うたと見せてくれた。
なんと、みなみの帝王、まんだ銀次郎が乗るような、みんながよけてくれる。
ベンツのSLです、ブラバス仕様で、油圧の車高調で、ベテベタに落ちる。
まさか55歳の、和歌山県に表彰される方が乗っている車には見えんぜよ。
オープンもワンタッチぜよ。
1年ぐらいして、飽きたらゆず庵買うてくれよ、といわれた。
さて、みなべから高速乗り、和歌山で、降りるつもりが、気がつきゃ、堺の手前まで
来てしまって、和歌山へ逆戻り。
和歌山港で切符を買って、5800円。
さすがに、龍馬も疲れたぜよ。
船に乗り込み、歯止めをつける。
いかにも、船の中ぜよ。
調子よく、徳島港へ着いて、徳島の街まで出てきたら、片側3車線の真ん中で、
信号に止まったら、エンジンも止まって、大迷惑、後ろが大渋滞。
運よく、横にガソリンスタンドがあって、車が軽いきに1人で押してGSへ入れる
このおじさん、良くしてくれて、プラグが、濡れちょった。
エンジン又掛かり、又止まりで、1時間ばあやって、・・・もう、エンジンふかしたままで
帰ればOK。 と言うことになって。
おじさんに、和歌山名物のトートルのコーヒーパンをあげました。
信号も、ニュートラルにして、サイドブレーキで止まりながら
吹かして10キロぐらい走って、徳島道の入り口に来たところで、ぷすん。
と、止まった。止まれと書かれなくても止まっている。
パトカーが、10台ぐらい並んだ駐車場に、ハイウェイ警察官がいたので、車が、故障して
エンジンがかからないので、あそこへ止めさして下さい、明日、積載車で取りに来ますと言うと
ここの敷地は、警察と、ネクスコの管理ですからと、ネクスコへも言いにいくようにも言われ
けいかんと、たずねると、こんな一時駐車願いをかかされた。
みなさんも、こんな所で故障したら、ネクスコで一時駐車願いを、書きましょう。
そうして、嫁に電話をして、高速で徳島まで迎えに来てくれ、と電話をすると、わかったと、
快く引き受けてくれた。
この間、30分。
それから、20分ぐらい車の中で、待っていて、エンジン掛けてみたら。なんと、軽快にエンジンが回る。
これこれと、又嫁に電話してやっぱり、帰れる。と、迎えを断り。
ネクスコにも又行き、エンジン掛かったので、帰りますと、伝え、
こんどは、となりの建物の警察に行くと、なかのひとは、ソファーで寝ていたので、何も言わずに
車に帰ると、調子よさそうにアイドリングしていた。
車の中へ入り一吹かしすると、また、エンジンが止まった。
あらら、もう戻れない。
エンジン掛けると、又掛かったので、そのまま、80キロで高知まで飛ばした。
考えてみたら、もし、車が高速道路で止まった時に、三角表示がない。
止まっただけで、切符を切られる。 免許の点数も残り9点。
徳島道は、狭いので、車が止まった時に路側帯がない。
冷や冷やしながら、高知インター迄やっと、到着。
むりやり、車庫に、入れる。
無事、帰れてよかった。 かなり疲れた。
と、右のバックミラーを見たら、中の、鏡が落ちてなかった。
帰って、部屋でお気に入りの、昔の懐かしい湯呑みに焼酎湯割りを入れて
あおる。
日曜日に録画をしてあった、龍馬伝を見ながら1杯。
ほら、龍馬も飲め・・・・・・・