ヤンキーの兄ちゃん
この話は もうずっと前の 15年ばあ前の事
17歳ぐらいの 男の子が ゆず庵のウエイターをしよったがよ
ヤンキーで ゆず庵社長に なんか つっかかってくるよと思いよった
座敷に お客さんがはいって 帰った後 3人ぐらいの アルバイトが
座敷をかたづけよった。
ちゃんとやりゆうろうかと 確認に行ったがよ ほいたら
2人の バイトの子は 真面目に片付けよったけんど
その 男の子は 座敷の テーブルに 腰かけて
足を組んで ぷかぷか たばこを吸いよった。
それを見た ゆず庵社長 僕の事ですけんど・・・
「どういうつもりで そこで たばこを 吸いよらあ~」
と 見たまんまの事を その男に 怒鳴った。
やっぱり そんな事を そんな態度を するという事は
なんか ゆず庵に対して ゆず庵社長に対して 不満があったがよ。
この ゆず庵社長の 胸ぐらをつかんで
「おまえが 一番 むかつくがよや~」 と 言われた
そらあ むかつくろう 毎日 あれせえ これせえ と 指示して
ちゃんとやれてなかったら 注意せられて たまらんと 思うで。
けんど 仕事やき ゆず庵におる以上は 仕事 してもらわんと。
と けんど 説明は せんかった。
ほいたら 「こんな店 辞めてやらあ」 と 出て行った
ほんで その男の 働いた 給料は 1週間分 約 3万円ぐらいあったがやけんど
ぜ~んぶ 高知の帯屋町で うまいもん食うて ビールガンガン飲んで
使うちゃったちや。 さっぱりした そんな15年前 ♪
若い女子高生
今から 15年ばあ前の話ながよ そのこは 感じがよく
裏表がなく 一生懸命に働いてくれよったのがよ。
学校帰りに 制服で リュック姿やった。
その日も 最後まで ウエイトレスで 働いてくれて
「お疲れさん」 と 声を掛けると
「はい おつかれさまでした」 と 元気な声で
深々と おじぎをした あんまり ふかぶかと お辞儀をしたもんやき
リュックが さかさになった ほんで そのリュックの口が開いちょって
中の物がバラバラバラと 落ちてきたがよ
それを見て ゆず庵社長は 絶句した。
ゆず庵でお子様ランチにつけゆう チョコレートが 20個ばあ
ごっそりと 出てきたき。確か(ペコちゃんのぺろぺろ)
「このチョコレートらあは ここの お子様ランチのやつやいか?」
その子は 何にも 答えんかった。
そして 飛び逃げるように 帰って行って それからは二度と
ゆず庵には 顔も見せんかったがやった。
その女の子 もう今は31年才ばあに なっちゅうろうねえ。
もう一人の女の子
この子は 11年ばあ前の話
ゆず庵も もう 終わりで お客さんも帰って
ほんで 社長は レジのけいさんをしよったがよ。
ほいたら レジの前におった かわいい高校生のバイトの子が
目の前に 僕が ゆず庵の社長がおるのに 普通に
レジの前に置いてある グリーンガムを 普通にとって
自分のポケットに 入れたが。
この時も ゆず庵社長の目が 点に なったがちや。
おお おお ガムの1個ばあ 持っていきや とも 言えず
「えっ」 と その子の 顔を見たら その子と目が合うた。
その子の顔が 一瞬のうちに 真っ赤になって 走る様にして
けんど しっかり タイムカードは打って帰り。
にどとふたたび あってはいない が ちゃんと 給料は 取りに来ちょったちや。
さあさあ お店をやりよったら 色々な事が おきるきねえ。
まだあるろう 面白い話 もっと聞きつわ~い と思われた方
したの 人気ブログランキングを ポチっと やろうや。