板前さん　

それがよ～～う　　たまるかね～♪

なにやら　トラックに積んで　なんかが　きゆうろう

それが　もう　１カ月ばあ前の話ながよ

一人の　６０歳をまわった　板前さんが　面接に　きちょった。

その方との出会いは　その　面接の日の３日前の事

唐揚げのぐるまん亭で　唐揚げと　生ビールを　やりよったがよ。

ほいたら　となりに　座っちゅう　おじさんが　焼鳥でも　竹串に刺すよりも

ひの木の串へ刺して皿へ盛ったら　高級になるといいよった。

なかなか面白い　お人やと思い　ゆず庵へ面接に来ませんか？　と

聞くと　まあ　ちらっと　行こうか　と　なった。

それから　３日後　ゆず庵へ来て　その板前さんは　驚いちょった。

「どこかわからん　入口　玄関が　どこか　わからんし　へんな　ねこの　パンクした車が３台あるし」

「この車は　ぜんぶ　捨てなさい」　と言われて　　

「入口に　のれんを掛けなあいかん」

「店にある　恐竜は　すてて　もっと　清潔感をだして　ウエイトレスにも　ちゃんとした

恰好をさせて」

「入口の　店の中で焼きゆう　かつを　わら焼き　タタキは　外で　焼いたら

国道走りゆう　お客さんらあに　見える」

おお～この言葉に　「実は　前から　やりたかったのがよ」

と　ざんじ　昔は　１級の　大工やったお父ちゃんに　電話した。

ほいたら　小屋をつくっちゃろうとのこと。

 

 

 

ほんで　来たがよ　３日後に　タタキわら焼き　小屋が

ヨサコイの　地方車みたいなのが　きた～

 

 

 

 

大豊の実家で　作って来て　くれた。

想像の１００倍　かっこうえい。

 

 

 

 

つるしあげて　ぽ～んと　おくだけで　帰って行った。

　　ありがとう　さっそく　焼いてみるきに。

　ああ　その板さん　

　　　ちょっと　言いすぎたけんど　きにしなよ～　と　帰って行った。