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オーイェイ まーちん

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日曜日の豊穣祭  高知駅前で 飲みよったがちや。

ほいたら 下駄をはいた オーイェイ のまーちんが ふらふら 携帯電話しゆう。

 

 

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おい まーちん 見たで 新聞 

 

 

 

 

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実は 9月30日 金曜日の 朝刊

三分のニページ  出ちゅうやいかや 

 

マッターホルン登頂

 1995年9日4日 午前5時。 浜田章夫さん(62)は自宅の居間でふと思った

「よっしゃ マッターホルンに登ろう」

高知市の中心街で飲食店を 経営し 「ま~ちん」の愛称で親しまれるマスター

健康作りで山登りを始めてまだ5年。世界の名峰乃アタックすることは途方もない夢だったが

あこがれが心を支配した。

当時46歳

そして 16年後の今年8月23日。ま~ちんは夢を実現した。4478メートルの頂から見た世界は感動的だった。(五十嵐隆治)

 

ミラーボールの光が交差する店内には。ラテン系の音楽が響いていた。円形テーブルの隅っこに女性が一人。

「誰っちゃあおらん」 と 立腹して座っていた。10分程すると この店「オ~イエイオ~イエイ」の主が帰って来た。

「遅い」 と言う女性に ま~ちんは 「オ~イエイ まあいろいろあらぁや」 と 笑い飛ばした。

 

南国市植野出身高校を2年で中退し。県外のトランジスタ製造工場に就職した後 20歳で帰郷した

。スポーツ店などのアルバイトを転々としながら雀荘を渡り歩き マージャンで生活費を稼ぐ日々が続いた。

それはそれで楽しい生活だったが 36の時に飲食店を始た。 「人が好きやし 面白い。 そればあの事」

「ば~りばりばり」 働いて 朝まで飲み食いする日々。不摂生が重なり体重も増え続けた。 5年ほど経ったある日 「こりゃあいかん」 と 気づく。経験はなかったが山へ登ろうと思い立った。筆山に始まり 寒風山や冠山など 四国の山を巡った。

「うんと気持ちが良かった。バリバリやった」

やがて 富士山や 槍ヶ岳にも登頂。どっぷり 山にとりつかれていた。

 

丁度その頃だった。元高知営林局長の高橋銑十郎さんが記したマッターホルンの登頂記 五十七歳の登頂記 「57歳の頂上」 (山と渓谷社出版)を読んだ。

マッターホルン(4478メートル)は スイスとイタリアの国境に位置するアルプスの名峰。急峻な絶壁が続き ロッククライミングなどの登山訓練 本格的な装備が必要で 初心者には難易度が高い山。

「57歳の登頂を読み終えた95年9月4日 午前5時窓から朝の光が差し込む部屋で 美しくも険しい山に強い憧れを抱いた。そして紙に決意を書いて壁に張りつけた。

「2004年の夏に登ります」

55歳で登頂を目標にあげた。「キリマンジャロも筆山も一諸。歩いていれば登れる でも マッターホルンの頂上は歩くだけではたどり着けない。いつか登ってみたいと思った」。剣山~三嶺や石鎚~赤石山系など 四国の山を次々縦走。 経験を積み 「01年」 マッターホルンと同じアルプスのモンブランを 制覇した。

迎えた04年。ま~ちんはマッターホルンのスイス側のふもと町ツェルマットに立った。しかし天候が悪く断念。6年後の去年8月に再挑戦を決意。 店内に置いた貯金箱にお客さんもお金を入れて協力してくれるなど 気持ちも周囲も盛りあがった。が 出発2 3日前に 首を痛め再び夢が逃げて行った。

2度目の失敗 それでもマーチンの心は 折れなかった。 62歳になった今年 体力面の不安はあったが 正月明けから ジョギングとジムでの筋力トレーニングを開始した。

 

8月18日 ツェルマットに到着。現地での現地での訓練を終え22日 オーストラリア人ガイドとともに ついにマッターホルンに足を踏み入れた。

この日は前線基地の役割がある小屋(標高約3300㍍地点)まで登り 23日早朝 山頂に向けて先発した。見上げる空は青かった。

小屋を出てすぐ高さ30㍍ ほぼ垂直に立つ岩肌が目に飛び込んできた。一歩 一手 岩のくぼみに食い込ませながら しがみつくように登った。

「とにかく上がろうという気持ちだけ 。恐怖を感じる暇もなかった」

断崖を何度も越え 雪の斜面を登ること約六時間。 ついに その時はやってきた。

雪に覆われた岩の壁。 腕に力を入れ ロープを引っ張る アイゼンで岩をぐっと踏みつける。一歩 一手 一歩 一手

 

 

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午前11時過ぎ。 「マ~チン オメデトウ」。 ガイドの明るい声が聞こえた。頂上に立った。

眼下にあるのは 連なるアルプスの山々と空だけだだった。

「疲れも何も感じなかった。 「1995年9月4日、午後5時の夢」がかなった。

うれしゅうてねえ」。 涙が出た。

 

 

 

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9月中旬深夜、 店を訪ねてみた。 ま~ちんは来客があると、「バーリバリバリ」のかけ声でガスバーナーに火をつけたり、 ビールの缶をつなげて飲んだり。 お決まりのパフォーマンスと、あい変らずの明るさでお客を楽しませていた。

あれから1ヵ月。 夢の山頂に立ってみて、何が変わったかを聞いてみた。

「ないない。上がったばあの事。 でも 自分で出来る最高の事した。幸せよ」

まーちんらしい答えが返ってきた。

 

 

 

 

 

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ほんで その日の夜

 

 

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まーちんに電話して 飲もうや  中央公園のお座敷で

 

 

 

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そこへ 登場したのが かつお兄さんと かつおちゃん

幻のダブルショットやいか。

 

 

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相方の金魚ちゃんも 最高で

 

 

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3人で 撮ったがちや。

 

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かわいいかつおちゃんと も ツーショットで

おっと この衣装 愛媛県の南松山病院の オーマイゴットハンドの 坂上専務(おっと 名前が間違えとる と メールが来たちや 坂山専務 )から

もらいました。 貴重なアラブウエアーを ありがとう。

なんでも プレジデントに会う時に着る 高価な刺しゅう入りサハラ砂漠イショウ

お後がよろしいようで。

実は 3日間 岡山へ行って いまさっき 帰ってきました。

今日も ぽちっと やりますか?

 

 

 



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